やっと見れました。
偶然に見つけた サバクヒタキのメス。
前回 イナバヒタキを撮っていたので、イナバヒタキとばかり思っていたら、なんか違う。
良く似た環境にいる鳥なので 似たのではないか?と 自論。
昆虫の翅、鳥類の翼、コウモリの翼など 元は異なった起源であるものが、(目的が空を飛ぶ) 相似器官を持つことなどを 収斂進化と呼ぶ。
系統が違う(スズメ目ヒタキ科、スズメ目ツグミ科)において進化を遂げた複数の生物種が、同じような環境や、ニッチで淘汰を受けることによって、その生物の種の遺伝的背景に関わらず 身体的、行動的特徴が似通った姿に進化する現象のことに 当てはまるのではないでしょうか?
暖かい日、寒い日の温度差が結構ある11月。
ある日 大阪市の日中に 細かい雪のようなものがフワフワと。
えいやっ!って捕まえて撮影してみたら、なんと 綿虫。
全長、羽も含めて 2mm ほど
月刊誌の Birder にもコラムを書かれている先生に この虫なんでしょう??と 聞いてみたら
ヒイラギハマキワタムシ とのこと。(平地でも見られるワタムシ)
高層マンションに囲まれた 私の住まいまでやってくるこの 秋を代表する虫。
日々、好奇心。
なんか、ちょっぴり 得した気分。
写真の賞は 数あれど 最高峰と呼ばれるのは 土門拳賞だろうと思います。
鳥の写真 (フクロウ )で 受賞した 唯一のカメラマン。
八重山のカンムリワシを含む鷲鷹16種類の生態を全て撮ることに成功したカメラマン。
カンムリワシについては、巣や、雛など 撮影どころか 当時は観察例すらなかったものを日本のワシと決定づける証拠写真ともなった撮影も収録されていて 当時は センセーショナルな写真集となり、日本写真協会賞を受賞。
伝説とも言われる 写真集ともなっています。
現在も意欲的に活動をされており、カルティエ現代美術財団で 長期に渡って展示された作品は 訪れた 世界中の人々を驚かせ 「 世界の宮崎 」と言われました。
ほとんどの作品は 自分でシャッターを押さない ロボットカメラで撮影するという カメラマンとしては 考えられない 高度な技術力。
その秘められた 一部である 宮崎学 先生の アトリエにNHKのカメラが入りこんだという 番組となっているようです。
自然界の報道写真家 宮崎 学
N H K Eテレ 「 日曜美術館 」
11月22日(日曜日) 午前 9時から9時45分まで
11月29日(日曜日) 午後 20時から20時45分まで
お時間がございましたら、是非 ご覧ください。
どうやったら こんな写真が撮れるんだ! と私が 衝撃を受け、尊敬しているカメラマンです。