とても幸運なことに、10月は 長野県の 日本を代表する写真家 宮崎 学 先生の アトリエ を 訪問することができました。
日本の自然報道写真家として第一線で活躍され お忙しい中 ご無理を御願いして お会いすることができました。
所狭しと カメラとハンダ、100円ショップで購入出来るようなタッパーや、配線や、ロボットカメラと連動する フラッシュ等 が 山のように積み上げられた 部屋には 圧倒されることしきり。
長野県の 豊かな自然の中の散策では ツキノワグマの 痕跡や、野鳥達の巣等 (実際に ロボットカメラが設置されている場所)ちょっと ありえない場所に はっきりと示された 自然のサインを 先生は野性のような 気づきで カメラを仕掛け、そのカメラのデータには その営みが はっきりと 貴重な資料のように 記録されていました。
唯一無二 とは こういう写真のことだったんだ。
ロボットカメラによって 撮影された 日本の 野鳥や野生動物の 活き活きとしたその姿は、やはり 人間がシャッターを切る(ピントを合わせ、追随し、シャッターを押す = 人の気 )ことでは 恐らく写し得ない。
計算しつくされた、構図、構成には ただただ、驚いてばかりの私でした。
観察(年間四季を通して 行動を読み 記録し続ける)ことの重要さ、日本の自然環境の昨今の状況等が、先生の膨大な資料室に山積みされており、発売されている先生の書籍に、その一部が発表されています。
日本を愛する 皆さん 日本の自然は もの凄いですよー!
視点と 発想の転換の起爆剤ともなる 宮崎学先生の 各書籍は アマゾン等で 簡単に買えますので、写真を試みる方、すでにベテランの御先輩方々にも オススメです。
ネットに露出する 先生の 写真ではなく、 書籍(紙に印刷され、キュレターによって構成され、先生自身が説明している/ネットではやはり限界がある)の方が より 深く 日本の自然(野鳥や、野生動物)写真に対する 読解力が増すはずです。
参考書籍 : 直近
(2016年 10月号の アサヒカメラ 宮崎学の自然報告 生きもの新世紀 「カケス」)
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